小さく始めて扁桃体の抵抗を和らげ迂回する

ダイエットや健康に関することを始めようとする時に、なかなか続かないという問題がある。失敗にしろ成功にしろ行動しなければ何も始まらないし、起こらない。このことは脳の扁桃体の働きを理解する必要がある。ホメオスタシス恒常性維持機能が働くことは誰しもがわかることであり、この無意識的な状態まで持っていきたい訳であるが、なかなか続かない。

それを阻害しているのが、本能的に新しいことを拒む古い脳としての扁桃体の働きを知らなければならない。変化を恐れ、危険にさらされる確率を上げると感じる扁桃体への抵抗を迂回したり和らげて行うには、小さく始めるこれだけに尽きる。

何でも習慣化したり大きなことを成し遂げる前には、この小さな行動が必ずある。これをいきなり大げさに行うこともできる時もあるだろうが、潜在意識がどうしても抵抗をおこなってくる。これを迂回して上手に始めるには小さく始めること。小さな質問をちょこちょこしていくことが脳にとっては良く働く。

脳というのは元々質問を好むという性質も両方つかって、小さく始めて、小さな質問をコマ目にしていくとで理想的なアファメーションされて世界へと誘うことができるのであろう。先ずは自分という抵抗を知っておかなくては健康管理やダイエットにもつながらないのであろう。

緊張感がある仕事ができていることに誇りに思うこと

前回書いた交感神経優位にも通ずるところなのだが、緊張感をもって仕事をすることは何よりも大切なことを改めて思わされた。笑っていいともで、司会のタモリさんがAKBのメンバーの「緊張しない方法はありますか?」という質問に対して、「緊張感がある仕事ができていることに誇りに思うこと」の皆をさらっとおっしゃっていた。緊張感のない現場というのは得てして、活気がなくやり終えた時の達成感や次へのモチベーションも湧いてこないサイクルになり、鈍化してしまうことになる。

最も健康にとってそんなリラックスしてやればいいのにと思われがちだが、一概にリラックスが全てではない。確かに仕事はほとんどが大変なので、気の休まるところがないといった不満が一般的だが、管理職や役所、または嫌々やっている仕事もなかにはあって、そのリラックスはもはや怠惰とも受け止められるが、適度な緊張はピリッと締まった空気は必要なのである。

あれだけライブや本番ばかりやっているから緊張しないのかというと、そうではないとも言っていたタモリさんの言葉のように、緊張感がある仕事に身を置ける喜びを感じなければならないし、自ら志高くしていけば自然と真剣味のある仕事になるのです。