前回書いた交感神経優位にも通ずるところなのだが、緊張感をもって仕事をすることは何よりも大切なことを改めて思わされた。笑っていいともで、司会のタモリさんがAKBのメンバーの「緊張しない方法はありますか?」という質問に対して、「緊張感がある仕事ができていることに誇りに思うこと」の皆をさらっとおっしゃっていた。緊張感のない現場というのは得てして、活気がなくやり終えた時の達成感や次へのモチベーションも湧いてこないサイクルになり、鈍化してしまうことになる。
最も健康にとってそんなリラックスしてやればいいのにと思われがちだが、一概にリラックスが全てではない。確かに仕事はほとんどが大変なので、気の休まるところがないといった不満が一般的だが、管理職や役所、または嫌々やっている仕事もなかにはあって、そのリラックスはもはや怠惰とも受け止められるが、適度な緊張はピリッと締まった空気は必要なのである。
あれだけライブや本番ばかりやっているから緊張しないのかというと、そうではないとも言っていたタモリさんの言葉のように、緊張感がある仕事に身を置ける喜びを感じなければならないし、自ら志高くしていけば自然と真剣味のある仕事になるのです。